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2007年11月15日 (木)

第18回 海外の山を知ろう (山野井泰史氏)

Yamanoisan 昨年の菊地敏之さんに続き、今年も参加して参りました。内容は、今夏のグリーンランドでのクライミング報告がメインで、前座がギャチュンカン以降の活動について。(定員60名に139名集まり…2時間立ち見)。

さて、内容は最高に面白かったです。本題のグリーンランド話はさすがに別次元の感がありましたが、「遠征」とは本来そういったものなのかも知れません。一方、USのブラックキャニオンなどは、いつか行ってみたいと思いました。(レベルは…これから)。 

で、こういった報告会。個別の内容も然りなのですが、全体を通じて得られるメッセージには非常に大きなものがあります。 

今回、ギャチュンカン以降からグリーンランドに繋がる活動の一つ一つを直接見聞したことで、今もなお、氏が第一級のクライマーであり、また今後もそうあり続けるであろう確信を得ました。

そう。ご自身でも認める通り、純粋な力は確実に落ちていますし、挑む対象のグレードダウンは免れていません。しかし、現状の力を見極め、不足を補うべくトレーニングを行い、次のより高い目標に繋げるという行為を連綿と続ける。この営みこそが「1級」を「1級」たらしめる行為だと思うのです。時代も分野も超越して。特に氏のそれは、Before/Afterの差があまりに大きく、その苦しみは相当なものであったと察します。

最後に、上記で「一級」などと下世話な表記をしたのには訳があります。それは、氏が今回の成功に対し「スタイルは3流」(要は、大所帯・人工あり・残置あり)というセリフを2-3度強調されていた為です。しかし、今回のを「三流」として認識されている以上は、「一流」のスタイルで達成できる日がきっと来るのでしょう。

今後の活躍も楽しみです。

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